BUCK-TICK / memento mori

memento mori(初回生産限定盤)(DVD付)

おっさん達のバイタリティに眩暈。
『ONE LIFE,ONE DEATH』に次ぐバラエティ豊かなアルバムだと思います。音の系統はきっと前作の流れを汲んでるんだけど、その前作『天使のリボルバー』をもっと重厚にして横に広げた感じとでも言うのか。前作で惜しい、物足りない、と思っていた部分を見事に満たしてくれて、満たすどころか+20％増量の予想以上期待以上のモノを頂いちゃってやだもーどうしよう、という感じです。頭悪い文章なのは自覚しています。

色々書いていたけどどうにもまとまらないので箇条書き。

・櫻井敦司が凄いと思います。全15曲を15通りの歌い方で演じ切っている。『Lullaby-Ⅲ-』で『十三階は月光』を超えた！と勝手に思ったりした。ドキュメントDVDの歌入れのシーンでの奮闘ぶりを観た後に改めてCDを聴いたらジーンとした。

・相変わらず今井先生ありがとう貴方が神かという気持ちは変わらないんだけど、偶に歌詞が受け付けない。ラブアンドセックスはあっちゃんだけでいいです。愛愛LOVELOVEって何事かと。…とか思ってたのにだんだんクセになってきた…今井マジック…。

・『十三階は月光』『天使のリボルバー』は、ライブDVDはよく観るけど実はCDはそれ程聴いていなかったりする。『memento mori』は自分でもびっくりするほどリピートしている。でも前2作なくして今作はありえなかっただろう。今作は前2作になくて今作にあるもの…何なんだろうなぁ。円熟味？

・『アンブレラ』を聴いて「哀愁のレトロック!!!」と思ったのは私だけではないと思う。メリーがB-Tをカバーすることがあれば、是非この曲やって欲しいわ。

その他思ったことはこのエントリに追加していきます。
あーライブが楽しみだ！