'09.09.3小谷美紗子×湯川潮音@名古屋千種文化小劇場

ご本人達もしきりに言っていたけど、本当に良い会場だった。ステージが会場の真ん中にあって、そのステージを囲むように客席がある。とてもこじんまりとしていて天井が高くて音が良く響く。アンプもマイクもいらないんじゃない?というくらい。
先に潮音さんが出てきて、昨日か今日だったか、衝動買いしてしまったというアコースティックギターで弾き語り。小柄なお嬢さんといった雰囲気にかっちりした正統派なアコギを抱える姿がなんか不思議だなぁと思う。彼女の歌は去年の栗コーダー以来ですが、相変わらずの歌声でとても心地よかったです。才能だよなぁ…
小谷さんは昔から知ってるけど生で聴くのは初めてでした。ものすごい迫力だった。1曲目が『生けどりの花』で、真っ赤な照明と相まってもう、迫力に喰われました。去年Mogwaiのライブで『Batcat』を聴いたときの感覚と似てるな、そういえば。ガッと瞬間的に一発喰らわされてあとは呆然とするしかないような。知ってる曲(嘆きの雪、火の川、YOU辺り)はひとつも歌わなかったんだけど、十分満足できました。
最後は二人で荒井由美の『ひこうき雲』(…だったと思う)を歌って、終了。この会場のファンになるわ!というくらい素敵な空間でした。弾き語りの殿堂になれば良いよ。