'08.12.29 BUCK-TICK THE DAY IN QUESTION@日本武道館
人生3度目のB-Tライブ、そして人生初の武道館ライブでした。
23日の浜松にも行っていたので、1曲目のアリスが始まった瞬間「あ、セトリ変わんねーな」と冷めたことを思ってすみませんでした。ものすごく楽しかったです。
浜松での反省をふまえて双眼鏡を持参し(正確には駅構内の電気屋で慌てて買った)、今井さんの髪型に度肝を抜かれた。何あれ、何あの43歳かっこいい…!シルエット的にはエイリアンを連想してしまった。いや素敵。
新旧満遍なく…とは言い難い選曲だったけど(天リボ曲が多めなのは何故)、『love letter』『唄』『極東〜』辺りが個人的には嬉しかった。こう、血が滾るというか…拳上げちゃう的な…。『Oriental love story』は今回聴いて好きになった。綺麗な曲。『鼓動』はファンになったきっかけにもなった曲なので、双眼鏡も覗かず静かに聴いていたのだが、サビのあっちゃんの正直ダサイとしか言いようのない動作に思わず笑った。このシリアスになりきれない天然さが魅力なんだろうなぁ。MCもごもごして何言ってんのか分からんし。早々に「ハッピーニューイヤー」言ってるし(3曲目のBaby,~の最後)。アリスの時も今井先生ばりにクルクル回ってて「おっさん無理すんな!」と思った。
あと思ったこと箇条書き
・客層がカオス過ぎるのは音楽性もカオスだからなのか。浜松のときは一般的な客層イメージの「20後半〜30代後半の黒い服の女性」層が圧倒的に多かったけど、昨日は全く持ってカオスであった。老若男女とはこのことか。九段下の駅を歩いている時から、「この人も、あぁこんな人もB-Tを観に行くのか」と嬉しくて仕方がなかった。どう見てもカタギな職業には見えないオーラを放つオジサマとか、白髪を綺麗に切りそろえた上品そうな年輩の女性とか、ここにいる全員B-T聴いてるんだなーと当たり前のことに少し感動。
・ユータが客席に手を振ると、条件反射でこちらも手を振ってしまう…超笑顔で…弟マジック…。
・双眼鏡でギター二人どっちがどのパートを弾いてるのか判別するため手元をガン見。…そのときくらいしかヒデの記憶がな、い………アッ『snow white』で、入りミスってアニイにフォローされてたね!浜松でも同じミスしてたね!……ヒデ曲大好き…で、すよ…
・『HEAVEN』が終わって、他のメンバーが捌けてもノイズ(敢えて言おう)を発し続ける今井先生はさすがです。「そろそろここ〆るだろう」という客席の思惑を見事蹴り飛ばして再び新たなノイズを鳴らし始めたときは、会場全員「ちょwwww」と思った(はず)。と茶化してるけどやっぱり今井さんはかっこいい。この人ロックミュージシャンなんだなあと思う瞬間が何度かありました。当たり前なんだけど。今井さんに限らず、B-Tってロックバンドなんだなぁと改めて感じたライブでもありました。『love letter』がかっこよすぎた。でも私がこのバンドが好きなのはそういう「ロック」の部分を前面に出さず、というか「ポップ」であることに恥じらうことなく5人全員がそれぞれのキャラでもって真剣に対峙している所で。ポップの隙間からチラッと見えるロックな部分にギュッと心臓掴まれるのです。
2008年の締めに素晴らしいライブをありがとう。
来年もまたよろしく。
以下、セトリ
- Alice in Wonder Underground
- 疾風のブレードランナー
- Baby, I want you.
- ANGELIC CONVERSATION
- GLAMOROUS
- CREAM SODA
- ORIENTAL LOVE STORY
- Snow white
- 絶界
- love letter
- 唄
- ROMANCE
- 極東より愛を込めて
- 鼓動
EN1
- ILLUSION
- GALAXY
EN2
- .真っ赤な夜
- ICONOCLASM
EN3
- RENDEZVOUS〜ランデヴ〜
- HEAVEN