メキシコ帰りの男

エモーションピクチャー Vol.2(PV集) [DVD]

エモーションピクチャー Vol.2(PV集) [DVD]

発売日当日、夜8時頃に名駅タワレコ行ったら売り切れていた。みんなそんなにマツが好きか。詞集だけ買って帰る。翌日パルコの方に行ってようやく購入。まずは『何もない世界』から観る。え、みんなそうでしょ?
終始むずがゆい気持ちになった。少年がケンケンパしたシーンが出てきた時は「あぁぁ絶対やる松もやる恥ずかしい!!」と本気で焦った(本当にやるし)。全体的に「…どっかでこういうシーン見たことあるよね」感が拭えなかったんだけど、オチがああだったことでこのバンドらしい捻くれたところを出せたんじゃないかと思いました。
『何もない世界』→『何もない世界メイキング』を観たところで初めに戻って『夢の花』からプレイ。『コバルトブルー』は(ある意味)画期的だなぁとか(このPVで一番大変なのって松なんじゃ…)、今までyoutubeでしか観れてなかった『美しい名前』に改めて感動したり、『キズナソング』のCGはねえなとか、『カオスダイバー』はやっぱり何かやだ、とか思ったりとか。あと『初めての呼吸で』が何故か異様に好き。理由はない。すーんとする。この人たちの場合変に小細工すると逆に失敗するね。かっこつけちゃだめ。

生と死と詞

生と死と詞

詞集は寝る前にちまちまと読んで3日くらいで読んだ。年代順ではなくて詞の内容で並べられてるというのがなかなか効く。この詞はこういう気持ちなのかとようやく理解できたり、あぁやっぱりそうなんだと改めて共感できたり。『未来』が一番目というのは面白いなぁ。確かに真っ白でまっさらだ。この曲って改めて聴くと異色かもしれない。枕元に置いていつでも読めるようにしておこう。
『コオロギのバイオリン』は期待以上でした。「いつ何時も期待はしない」が信条の私ですが(ザ・ネガティブ)、これはそんな信条も吹き飛ぶかっこ良さでした。かっこ良かったんだよ。THE BACK HORNの『今』はココなんだな。この人たちの今までがココへ一本の線で繋がったような、そんな印象を受けた。集大成という言葉は何か違う。だって「ココ」だけじゃなくて「これから」も見えるから。終盤に向けて光が溢れ出すこの曲と同様にTHE BACK HORNのその先を照らしてる。要はライブで聴かせろや、と。いよいよ来週はKYO-MEI大会!残業は全力で回避します!