'10/7/9 メビウス戦線異状アリ@NHK大阪ホール

レコ発でも対バンでもなくしかもバクホをホールで観るのも初めてで、どんなもんやとかなりソワソワ。結論、めっちゃ楽しかった!感無量。2階席…とちょっとテンション低めだったけど、始まってしまえば関係なかった。バクホのホールライブ、アリです。
以下、セットリストと印象的だった曲の感想。


1.コオロギのバイオリン
2.ブラックホール・バースデイ
3.神の悪戯
4.パラノイア
5.ジョーカー
6.罠
7.さざめくハイウェイ
8.栄華なる幻想
9.夢の花
10.夏草の揺れる丘
11.ヘッドフォンチルドレン
12.カオスダイバー
13.声
14.コバルトブルー
15.戦う君よ
16.奇跡
EN
1.閉ざされた世界
2.光の結晶
3.サイレン

コオロギようやくお初!ホールライブに合うね。今までとこれからを繋ぐ大事な曲だと思う。『神の悪戯』良い!これはライブハウスでふらふら踊りながら聴きたい。今日は2階席だったからね!何度落ちそうになるかと!
『ジョーカー』での山田の殺気がとんでもないことに。「居場所なんて〜」の辺りでマイクスタンドからマイクをもぎ取ろうとスタンドぶん投げる。投げられたマイクスタンドが弧を描いてぐるりと一回転した瞬間、某「TAKAを呼ぶ声が小さいなー!」の人(某になってない)が脳裏に浮かんだ。あんな華麗ではなく、暴力的だったけど。最後叩きつけてましたけど。『ジョーカー』のリフは本当かっこいい…ぞくぞくする。
『夢の花』では栄純がコーラスを頑張ってた。珍しい。『夏草が揺れる丘』はたぶんライブ初聴き。郷愁に駆られる…隠れた名曲だなぁと改めて思う。またこういう情景描写豊かな曲をお願いしたい。『ヘッドフォンチルドレン』が嬉しかった!予想外。山田がピアニカ。「声を聴かせて〜」の所はマツが。あれ、栄純じゃなかったっけ…大阪声小さいよ!「ヘッドフォンの中に救いはないよ」ってミュージシャン自ら言ってしまうのは何気にすごいなぁと思う。
おなじみのマツの「まだまだいけますかー!」の煽りのあとチッチキチッチキとシンバルの音が聴こえたから「無限だー!」と思ったらまさかの『カオスダイバー』だった。しっかり飛び跳ねる準備してたよ!客全員騙されてたわきっと笑。CDだとイマイチなんだけど(中盤のイエーでいつも噴出す)、ライブ映えするんだなぁ。太陽みたいにステージ全体をカッと照らす照明が相乗効果を生んでるんだろうか。『コバルトブルー』の「さあ笑え〜」の辺りで山田のマイクが不調に。ちょっと頑張ってみるも結局持ってたマイクをぶん投げて、栄純のコーラス用のマイクをスタンドから強奪。いつもは合唱UZEEEEな私ですが、この時ばかりは山田を支えるような客席からの合唱にちょっと熱くなってしまった。しかし『ジョーカー』の時といい、山田はマイクを持つとほんと鬼だな。3月のHAWAIAN6の対バンでもダイバーの足がマイクに当たって一瞬落としてしまったらしく、そのときの形相ったら鬼以外の何者でもなかった。プロ意識でしょうか。
本編締めは『奇跡』。一昨年のマニヘブでの演奏が個人的に不満だったから、これは嬉しかった。栄純の優しいギターで始まる曲って何でこんなに切ないんだろうなあ。沁みるなあ。
アンコール待ちの間、ステージの数箇所に置かれた赤の回転灯が一斉にクルクル回り始めて「ちょwあれwどうなんwww」という空気が一瞬流れた気がするんだけど私だけか。シリアスになりきれないあのダサさも魅力のひとつ…きっと…たぶん。
アンコール1曲目は新曲『閉ざされた世界』。好感触。サビのドラムが『神の悪戯』みたくちょっと踊れる感じ。こういうドラムにも弱い。『罠』ほどのキャッチーさはない。帰宅後YouTubeでPV観てギタリスト松田の華麗なステップで失笑したのはまた別の話。『光の結晶』、歌いだしの「雨上がり〜」で栄純が「雨止んだ?」的なジェスチャーをしていて(オーマイゴットの手の形?を片手だけ)、「山田が移った…」と思った。あそこギター入んないからね…手持ち無沙汰だよね…。ギターソロ前のベースソロでスーパー岡峰タイム。ラストは『サイレン』!『刃』でも『無限の荒野』でもないって新鮮だなぁ。締めにはいいね。思い残す事がないよう、全力で(しかし落ちないように)飛び跳ねてきた。
終演21:10。近鉄特急で帰るつもりだったのに間に合わないので結局新幹線使った。大阪遠征で新幹線使ったの初めてだわ。新幹線って…速いね…。
で、次はツアーだー!Zepp名古屋だー!その前にアルバム発表あるかな。どんどん曲を出してくとマツがMCで言っていたので、楽しみに待っています。あ、ツアーの前にOTODAMAだ。早く来い来い9月。